運動動作再現力とは

どうもM2です。

皆さんダンスは得意ですか?

私は得意です。いままで経験してきた運動のなかで一番得意♡自信あります。卓球よりは素質あると思っています。

なぜ、こう言いきれるかといいますと、中学時代に「元気がでるテレビ」というのがあったんですね。この番組の人気コーナーに「ダンス甲子園」というのがありました。

これにハマってしまった私なんですが、出演者たちが踊っている映像を見て誰にも習わずにブレイクダンスができるようになっていました。自慢話ですが、その当時同じくダンスにハマった連中はいましたが、ウインドミル(足を開脚してコマみたいに回る)ができたのは私だけ。高校に入ったときにもダンサーの友人に、やり方を教えてあげると「卓球部にウインドミル教わるのは屈辱だ」と言っていました(笑)

そうです。この私が今回紹介する運動動作再現力が高い人間なのです!!

冗談はさておき、解説してまいります。

もし、見たことのある運動をそのまま全く同じように動作ができたとしたら、どうでしょうか?

指導者としては、こんなに優秀な生徒さん達ばかりだとしたら苦労しないですね。

でも、現実には、そんなことはあり得ない。そうだとしたら、運動系のスクールはやっていけないです。見て実行できるなら習いに行く必要がないからです。

先日の北京オリンピックでスノーボードのハーフパイプで日本人が金メダルをとりました。あの映像みて「よっしゃー飛ぶぞー」ってなります?ならないですよね。

でも、こんな極端な例でなければ、身近な方で「初めてなのに何となくそれっぽい動きができる」という方っていませんか。そして、こういった方を「器用だ」とか「運動神経がいい」。だから何をさせても上手い。なんて言います。

そうです。こういった方は、見た映像を自分の体で再現する力があるのです。

生まれ持った才能もあるかもしれませんが、通常は、努力によって鏡の前に立って自分の動きを確認しながら地道な練習を繰り返すものです。しかし、この運動動作再現力が高い場合、全く新しい技術を習得しようと思ったときに、人よりも速くその動作を再現できる。スポーツをする際には大きな力となるのは間違いないです。

勘違いをしてはいけない注意点

ここまで解説してきましたが勘違いをしてはいけないのは、この能力が高い=その運動ができる、ではないということです。

例えば、私は野球の経験が全くありませんが、野茂選手のトルネード投法、イチロー選手のバッターボックスのしぐさを笑えるレベルで真似できます。ついてでに水谷選手のサービスへの入り方も似てます。

が、彼らと同じ投球・バッティング・サービスができるかといえば否です。私が選手として大成していない時点で明らかです。

そして、この真似るだけが、運動動作再現力ではありません。

正確に、同じ動作を繰り返し行えることも、この能力が高い方です。

昔、卓球をとりあげた番組で、元世界チャンピオンが芸人さんのくわえたタバコの火をスマッシュのボールで消すというのやっていました。ちなみに実施する前に同じ場所にボールをおいて、それに当てる練習をして成功していました。ということは、練習の動作と本番で全く同じ動作をしていたと言えます。

ゴルフの打ちっぱなしの練習も、ボールが同じであれば同じ方向・距離に飛ばせるというなら、全く同じ動作をしているはずです。

このように、運動動作再現力とは

  • 人がやった動作を真似る力
  • 自分がやった動作を正確にかつ同じ動作で繰り返せる力

という2つの視点でとらえることになります。

ちなみに、私はボーリングの投球、ゴルフのドライバーショットのフォームをすごく綺麗とほめられます。

そして、ボーリングのアベレージは70。ゴルフは150ってとこでしょうか・・・。

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